セザキ

セザキは、創業以来、顧客のニーズに合わせた機械をオーダーメイドでつくり続けてきた企業で、ネジ締め機においても様々なラインナップを有しています。ここでは、同社のネジ締め機の特徴やスペックなど、製品選びに役立つ情報をまとめました。

目次

セザキの
ネジ締め機ラインナップ

圧送式ネジ締め機BM-Hi

”セザキ圧送式ネジ締め機BM-Hiキャプチャ"
画像引用元:セザキ公式HP(https://www.sezaki.co.jp/products/screw_bmh.html)

圧送式ネジ締め機BM-Hiの
性能・スペック

対応ねじサイズ要問合せ
トルク範囲(最小~最大)要問合せ
適用ビット要問合せ
回転スピード(rpm)要問合せ
締付方式(制御方式)要問合せ
外部制御I/Oポート要問合せ
電源電圧AC100V,200V、50/60HZ
着座検知要問合せ
対応コントローラ要問合せ
トレーサビリティ対応要問合せ
本体サイズ要問合せ
本体重量約6kg~(機器仕様によって異なる)

圧送式ネジ締め機BM-Hiの
特徴

ネジ締め機を作り続けて40年以上のセザキが、技術とノウハウを結集して開発した代表的な製品です。ネジ締めのスピードが追求されており、ヘッド移動を含めたネジ締めの動作平均が1.17秒を達成するなど、高速なネジ締めを実現しています。横締め、斜締め、アッパー締などさまざまな締め付け方ができ、あらゆる方向の自動ネジ締めが可能です。

※参照元:セザキ公式HP(https://www.sezaki.co.jp/products/screw_bmh.html)

フィーダ一体型ネジ締め機BM-6

”セザキフィーダ一体型ネジ締め機BM-6キャプチャ"
画像引用元:セザキ公式HP(https://www.sezaki.co.jp/products/screw_bm6.html)

フィーダ一体型
ネジ締め機BM-6の
性能・スペック

対応ねじサイズ要問合せ
トルク範囲(最小~最大)要問合せ
適用ビット要問合せ
回転スピード(rpm)要問合せ
締付方式(制御方式)要問合せ
外部制御I/Oポート要問合せ
電源電圧AC100V,200V、50/60HZ
着座検知要問合せ
対応コントローラ要問合せ
トレーサビリティ対応要問合せ
本体サイズ要問合せ
本体重量約15kg~(機器仕様によって異なる)

フィーダ一体型
ネジ締め機BM-6の
特徴

圧送ができないネジでも連続自動でネジ締めができる、フィーダー一体型のネジ締め機。直交ロボットなどにも搭載できるコンパクトな構造で、約15kgと軽量なのも特徴です。同シリーズに、横締めを可能にしたタイプや供給タイムを更にアップさせたモデルも開発しており、生産ラインやニーズに合わせてオーダー対応しています。

移載付き
ネジ締め機BM-Hiθ

”セザキ移載付きネジ締め機BM-Hiθキャプチャ"
画像引用元:セザキ公式HP(https://www.sezaki.co.jp/products/biss1.html)

移載付き
ネジ締め機BM-Hiθの
性能・スペック

対応ねじサイズ要問合せ
トルク範囲(最小~最大)要問合せ
適用ビット要問合せ
回転スピード(rpm)要問合せ
締付方式(制御方式)要問合せ
外部制御I/Oポート要問合せ
電源電圧AC100V,200V、50/60HZ
着座検知要問合せ
対応コントローラ要問合せ
トレーサビリティ対応要問合せ
本体サイズ要問合せ
本体重量約120kg

移載付き
ネジ締め機BM-Hiθの
特徴

圧送式高速ネジ締め機やフィーダー一体型高速ネジ締め機をもとに開発された、広範囲なネジ締めに適したネジ締め機。Y軸とθ軸の両軸駆動によってスピードが追求されており、ネジ締めタイムの短縮を目指せます。ネジ締め精度も追求されており、高精度なネジ締めが求められる現場にもおすすめです。

移載装置が搭載されているので、作業中に異なる設備やライン、別の位置への移動も行えます。

セザキの
ネジ締め機の
特徴まとめ

セザキのネジ締め機は、ロボットへの搭載や移載など、生産ラインの状況に合わせた広範囲なニーズにこたえられる柔軟さが特徴です。スピードとネジ締め精度の両方を追求できる豊富なラインナップを揃えており、強固な締め付けから繊細な締結まで、様々な工程に対応できるのが魅力と言えます。

このように、ネジ締め機は、メーカーごとに得意分野や特徴が異なります。そのため、各社の強みを理解したうえで、自社の製品やねじの条件に合った機種を選ぶことが大切です。

そこで当メディアでは、製品の種別とねじサイズの両軸から選べるおすすめのネジ締め機3選を紹介。各社が得意とする分野に応じて、自社に適した1台を見つけてください。

【製品×ねじサイズ】
ネジ締め機おすすめ
3選をチェック!

セザキの
ネジ締め機導入事例

”セザキ導入事例画像1"
”セザキ導入事例画像2"
”セザキ導入事例画像3"
”セザキ導入事例画像4"
”セザキ導入事例画像5"
”セザキ導入事例画像6"
”セザキ導入事例画像7"
画像引用元:セザキ公式HP(https://www.sezaki.co.jp/results/index.html)

セザキの特徴

オーダーメイドに
こだわり続ける老舗企業

1972年の創業以来、ネジ締め機械や自動機などの生産現場向け機械を、50年以上にわたりつくり続けてきたセザキ。6,000台以上もの機械をオーダーメイドでつくり続けるなかで、独自のノウハウを築き上げてきました。日本の生産工場を支える機械をつくる会社として、常に柔軟な姿勢でものづくりに取り組んでいるとのこと。

ネジ締め機以外にも電気部品や自動車部品などの組立装置の製造実績を数多く有しており、車のパーツやセンサーをつくる生産ラインなど、対応分野は多岐にわたります。

熟練のエンジニアによる
導入サポート

クライアントとの打ち合わせから設備仕様書をもとに構想した機械設計、設備全体を制御する制御ソフトの作成、実際に設備を組み立てる作業まで、各分野に精通した熟練のエンジニアが在籍しています。

クライアントのニーズに合わせた仕様と操作性を実現するために、各エンジニアが製品開発段階から関わることもあるとのこと。実例のない難しい案件にも積極的に立ち向かってくれる、依頼者にとって心強い存在と言えます。

ネジ締め機は、各社の
得意分野から選びましょう

生産ラインに組み込めるネジ締め機にも、ハンディタイプ、電動ドライバータイプ、アームのついたネジ締めロボットなどさまざまな種類があります。導入を検討する際のポイントは、各社が得意とする領域が自社のニーズに合っているかどうかを見極めることです。

以下のページでは、主要なネジ締め機メーカーを一覧で紹介しています。ねじサイズ、対象ワーク、トルク値などを比較し、自社製品の品質向上につながるネジ締め機メーカーを見つけてください。

その他のネジ締め機
メーカーも見る

セザキの企業情報

会社名株式会社セザキ
所在地大阪府門真市四宮3丁目4-3
電話番号072-884-5103
公式URLhttps://www.sezaki.co.jp/
ワークとねじサイズから見つかる!
おすすめのネジ締め機3選

ネジ締め機を選ぶときには、“どのサイズのねじを締めるか”が重要な判断基準です。
そこで、当メディアではねじ締結を行いたい対象製品(※以下、「ワーク」と表記)とねじサイズの2軸から、ワークに応じて適切なねじ締めができる3機種を厳選しました。ネジ締め機の特徴を比較し、自社の製造現場に合った1台を見つけてください。

スマートフォンや
車載電装品などに使われる
小ねじを締めたい

想定ねじサイズ:M0.4~M3(※1)
ABLシリーズ
日本テクナート
ABLシリーズ
画像引用元:日本テクナート公式HP(https://www.technart.com/)
対応トルク参考値
0.002~13.2N・m
こんな製品におすすめ
スマートフォン/車載電装品/医療機器/半導体部品
ココがポイント!

精密機器や狭小部品のねじ締めを想定した軽量・小型の構造により、細かい部品の組み立てや狭小空間での作業にも対応。

ねじ1本ごとにスリーブやビット(※2)を設計し、トルク値を精密にコントロール。微細な部品でも不良や製品破損を低減。

家電製品や
PCパーツなどに使われる
定番サイズのねじを締めたい

想定ねじサイズ:M4~M5
HMシリーズ
デンソーウェーブ
HMシリーズ
画像引用元:デンソーウェーブ公式HP(https://www.denso-wave.com/ja/robot/product/screwtightening/STR.html)
対応トルク参考値
1.0~4.0N・m
こんな製品におすすめ
家電/PCパーツ/自動車組み立て部品/事務機器
ココがポイント!

定番サイズのねじ締めに最適化されたビットやトルク制御で、ノートPCや樹脂製筐体でも破損リスクを抑えられる。

最大6,000rpmの高速ビットと自動ねじ供給システムにより、家電・PCパーツの量産ラインでの作業スピードが向上。

建機や
車体などに使われる
大型・高トルクねじを締めたい

想定ねじサイズ:M6~M12
THL900-EN01
エスティック
THL900-EN01
画像引用元:エスティック公式HP(https://www.estic.co.jp/products/)
対応トルク参考値
1.0~100.0N・m
こんな製品におすすめ
工作機械/産業機械/自動車のエンジン部品/航空機の機体構造部材
ココがポイント!

最大100N・mの高トルクのため、自動車のサブフレームや建機の構造材など汎用モデルでは難しい大型ねじの締結が可能。

高負荷領域でもトルク制御・ねじ締めデータの記録精度を維持でき、構造部品に求められる品質基準もクリアできる。

※1 ねじサイズについて「M0.4」と表記していますが、正式なJIS規格(JIS B0201)では「S0.4×0.1」が正確な呼び方です。本メディアでは一般的な呼称に基づき説明しています。
※2 ビットとは、ねじを締めるための先端工具のこと。スリーブは、ねじをエア吸着でピックアップするときに必要な部品のこと。
※このメディアでは、公式HPに記載されている数値や製品特性をもとに「想定ねじサイズ」と「対応トルク参考値」を定義・整理しています。実際の対応範囲の詳細については、各社のスペック表をご確認ください。

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ネジ締め機3選