適したワークと
ねじサイズから探す
ネジ締め機の導入を検討している企業担当者の方向けに、電動ドライバータイプのネジ締め機を紹介しています。仕組みや特徴、用途のほか、企業が取り扱っている製品から活用例についても詳しく説明しています。
電気モーターを活用して、ねじを自動で締め付けるドライバーで、作業の効率化と精度向上に優れています。トルク調整機能により、設定トルク値に達すると自動で回転を停止するタイプもあり、ねじの締め過ぎや部品の破損を防ぐことができます。
軽量でコンパクトなタイプも多く、狭い場所や長時間の作業でも扱いやすいことも特徴の1つです。電源はコード式、充電式の2つのタイプがあり、コードレスタイプは取り回しがしやすいことも強みとなっています。
作業効率化や品質向上に寄与することができるため、さまざまな分野や現場で使用されています。具体的には、建築現場における石膏ボードや木材の取り付け作業、製造業における電気製品や自動車部品の組立ラインなど、高トルクで正確な締め付けが求められる現場に適しています。
また、精密機器組立など、作業品質の均一化や過締め防止が求められる現場でも使用されており、細かいねじの締結作業においても高精度な締め付けを実現することができます。
導入に際してまず考慮すべき要素として、プラットフォームの統一性が挙げられます。動力源となるバッテリー規格を共通化することで、備品の相互利用が可能になり、管理コストの抑制やダウンタイムの短縮に寄与します。
次に、作業環境に適した出力クラスの選定です。高負荷な連続作業には耐久性の高い高出力機を、軽微なメンテナンスや狭所作業には身体的負担の少ない軽量機を配備することで、労働環境の改善と品質の安定化の両立が可能です。
さらに、防塵・防水性能や長寿命モーターの採用といった耐久仕様も、中長期的な運用コストや減価償却を検討する上で重要な評価指標となります。
2025年3月24日時点、Googleで「ネジ締め機 メーカー」と検索し、ヒットした84社の中から、ネジ締め機の製造・販売を行っている会社のみを選定。該当の19社の中から、生産ラインやロボットアームに取り付けて使用する「電動ドライバー」に当たる製品を扱っている企業を紹介します。

| 対応ねじサイズ | 4mmDカットビットまたは6.35mm六角シャンクビット(型式による) |
|---|---|
| トルク範囲(最小~最大) | 0.39~980mNm(0.10~100kgf・cm) |
| 回転スピード(rpm) | - |
| ビット交換方式 | ワンタッチクイックチャック |
| 締付方式(制御方式) | 電流制御式 |
| 着座検知 | - |
| トレーサビリティ対応 | 〇 |
| 本体サイズ | - |
| 本体重量 | - |
参照元:日本テクナート公式HP(PDF)(https://www.technart.com/products/pdf/driver/TN501.pdf)
ブラシレスACサーボモータと高分解能エンコーダの組み合わせからなるドライバツールを自在に操り、自動化の要求に応えられる多彩な機能を有する電流制御式トルクドライバシステムです。ねじ締めトルク値を設定するだけで、ねじ・ワークの種類、ばらつきなどの条件にかかわらず、一定した精度のねじ締めを可能にします。
| 企業名 | 株式会社日本テクナート |
|---|---|
| 所在地 | 東京都中野区弥生町3-35-13 335中野新橋ビル2F |
| 電話番号 | 03-6276-6617 |
| 公式URL | https://www.technart.com/ |

| 対応ねじサイズ | 小ねじ:1.7~2.3mm/タッピングネジ:2~2.3mm |
|---|---|
| トルク範囲(最小~最大) | 0.2~0.55N・m(2~5.5kgf・cm) |
| 回転スピード(rpm) | 115~950 |
| ビット交換方式 | ハイオスシャンク |
| 締付方式(制御方式) | 電流制御式 |
| 着座検知 | - |
| トレーサビリティ対応 | 〇 |
| 本体サイズ | 190mm |
| 本体重量 | 363g |
トルクセンサー内蔵で、見た目では判断しにくいトルク不足、ねじ浮き、斜め締めなどのねじ締め不良を検出し、ねじの締め付けごとに合否判定を行うことができます。また、ねじ締めの作業データはPLCやPCに出力することができ、トレーサビリティ対応が可能です。ただし、別途、コントロールユニット判定器、インターフェースが必要となります。
| 企業名 | 株式会社ハイオス |
|---|---|
| 所在地 | 東京都墨田区押上1-35-1 |
| 電話番号 | 03-6661-8777 |
| 公式URL | https://hios.com/ |

| 対応ねじサイズ | 小ねじ:1.6~3.5mm/タッピングねじ:1.6~3.0mm |
|---|---|
| トルク範囲(最小~最大) | 5~157cN・m |
| 回転スピード(rpm) | - |
| ビット交換方式 | - |
| 締付方式(制御方式) | 電流制御式 |
| 着座検知 | - |
| トレーサビリティ対応 | - |
| 本体サイズ | - |
| 本体重量 | 500g |
参照元:中村製作所公式HP(https://bestool-kanon.co.jp/products/v3.html)
KANONブランドシリーズの「E-SHAFT」の中で、トランスレス方式を採用した電動ドライバーです。軽量・高出力・高耐久性を備えており、精密小ねじから一般小ねじまで、幅広い用途をカバーしており、精密組立にも対応することができます。また、別売りの専用トランスと組み合わせることにより、さらに多機能な運用が可能です。
| 企業名 | 株式会社中村製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都品川区大井4-4-4 |
| 電話番号 | 03-3775-1521 |
| 公式URL | https://bestool-kanon.co.jp/ |

| 対応ねじサイズ | 対辺6.35mm六角(溝位置9.5mm) |
|---|---|
| トルク範囲(最小~最大) | 0.1~25N・m |
| 回転スピード(rpm) | 100~1000 |
| ビット交換方式 | - |
| 締付方式(制御方式) | 電流制御式 |
| 着座検知 | - |
| トレーサビリティ対応 | ○ |
| 本体サイズ | 280~325mm |
| 本体重量 | 680~1,790g |
トルクセンサー内蔵のスマートサーボドライバーシステムで、精密なねじ締め作業とデータ管理を実現しています。トルクコントローラーとサーボドライバーの組み合わせにより、締め付けトルク、回転回数、回転速度、正転・逆転などの各種設定を柔軟に行うことが可能です。また、締め付けデータのログ出力によるトレーサビリティ向上も期待できます。
| 企業名 | キリウスジャパン株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都足立区日ノ出町5-5 |
| 電話番号 | 03-5244-6421 |
| 公式URL | https://www.kilews.jp/ |
ネジ締め機には、電動ドライバータイプ以外にもネジ締めロボットやハンディタイプなどの種類があります。
以下のページでは、主要なネジ締め機メーカーを紹介。各社の特徴や提供するネジ締め機も併せてチェックしてください。
現場の生産性を左右するのは、工具ごとの「トルク発生機序」に対する理解です。ドリルドライバーはギアによる連続回転を行い、機械式クラッチによって正確なトルク制御を可能にします。この機構は、基材の破壊を回避すべき精密な組み付け作業において、極めて有効です。
一方、インパクトドライバーは負荷に応じて内部ハンマーが打撃を加え、高いトルクを伴う瞬発力を発生させます。長ネジの構造材打ち込みにはインパクト、繊細なトルク管理と高精度な穴あけにはドリルといった使い分けの徹底が、結果として業務品質の維持・向上に寄与します。
電動ドライバータイプのネジ締め機は、トルク制御によって安定した締め付け作業を実現できるツールです。製造業や精密機器の組立工程を中心に活用され、過締め防止や作業の均一化、一部製品ではトレーサビリティ対応するなど、作業品質の向上に貢献しています。生産性と品質管理の両立を図る現場において、導入を検討する価値のあるツールといえるでしょう。
ネジ締め機を選ぶ際、「どのサイズのねじを締めるか」は重要な判断ポイントです。
当メディアでは、ねじサイズと対象製品に着目し、小ねじから高トルクねじまで対応する3社のネジ締め機を厳選して紹介しています。スマートフォン・家電・建機など、用途に合わせた選び方のヒントとして、ぜひご活用ください。
ネジ締め機を選ぶときには、“どのサイズのねじを締めるか”が重要な判断基準です。
そこで、当メディアではねじ締結を行いたい対象製品(※以下、「ワーク」と表記)とねじサイズの2軸から、ワークに応じて適切なねじ締めができる3機種を厳選しました。ネジ締め機の特徴を比較し、自社の製造現場に合った1台を見つけてください。
スマートフォンや
車載電装品などに使われる
小ねじを締めたい

精密機器や狭小部品のねじ締めを想定した軽量・小型の構造により、細かい部品の組み立てや狭小空間での作業にも対応。
ねじ1本ごとにスリーブやビット(※2)を設計し、トルク値を精密にコントロール。微細な部品でも不良や製品破損を低減。
家電製品や
PCパーツなどに使われる
定番サイズのねじを締めたい

定番サイズのねじ締めに最適化されたビットやトルク制御で、ノートPCや樹脂製筐体でも破損リスクを抑えられる。
最大6,000rpmの高速ビットと自動ねじ供給システムにより、家電・PCパーツの量産ラインでの作業スピードが向上。
建機や
車体などに使われる
大型・高トルクねじを締めたい

最大100N・mの高トルクのため、自動車のサブフレームや建機の構造材など汎用モデルでは難しい大型ねじの締結が可能。
高負荷領域でもトルク制御・ねじ締めデータの記録精度を維持でき、構造部品に求められる品質基準もクリアできる。
※1 ねじサイズについて「M0.4」と表記していますが、正式なJIS規格(JIS B0201)では「S0.4×0.1」が正確な呼び方です。本メディアでは一般的な呼称に基づき説明しています。
※2 ビットとは、ねじを締めるための先端工具のこと。スリーブは、ねじをエア吸着でピックアップするときに必要な部品のこと。
※このメディアでは、公式HPに記載されている数値や製品特性をもとに「想定ねじサイズ」と「対応トルク参考値」を定義・整理しています。実際の対応範囲の詳細については、各社のスペック表をご確認ください。