適したワークと
ねじサイズから探す
ケーエスジーは、生産性を向上させるライン設備の設計製作や修理メンテナンス事業を展開している会社です。ここでは、同社のネジ締め機の特徴やスペックなど、製品選びに役立つ情報をまとめました。

| 対応ねじサイズ | 要問合せ |
|---|---|
| トルク範囲(最小~最大) | 要問合せ |
| 適用ビット | 要問合せ |
| 回転スピード(rpm) | MCT約60秒 |
| 締付方式(制御方式) | 要問合せ |
| 外部制御I/Oポート | 要問合せ |
| 電源電圧 | 要問合せ |
| 着座検知 | 要問合せ |
| 対応コントローラ | 要問合せ |
| トレーサビリティ対応 | 要問合せ |
| 本体サイズ | 縦幅1550-1650mm×横幅900-1000mm×奥行 1350-1450mm |
| 本体重量 | 要問合せ |
リトライ機能が搭載されているのが特徴的なケーエスジーのネジ締め機。ネジの取得に失敗した場合でも自動的に再びネジの取得を試みるので、工程ラインを止めることなく稼働し続けられます。オペレーターの負担を軽減するほか、チョコ停による生産ロスも削減し、全体的な稼働率アップを目指せます。センサーと組み合わせれば、前工程の品質管理も実現可能。不良品の流出防止や不具合の解消に役立ちます。
※参照元:ケーエスジー公式HP(https://kojo-automation-navi.com/machine/218)
ケーエスジーのネジ締め機は、リトライ機能や不具合センサーなど、生産ラインが滞るのを防ぐことを目的とした機能が複数搭載されているのが特徴です。オペレーターの業務負担を軽減できるほか、品質管理がしやすくなるので製品の品質向上にも寄与します。次の工程も考慮した最適なネジ締め機を生産できるので、生産効率の大幅な向上を目指せるのが魅力です。
このように、ネジ締め機は、メーカーごとに得意分野や特徴が異なります。そのため、各社の強みを理解したうえで、自社の製品やねじの条件に合った機種を選ぶことが大切です。
そこで当メディアでは、製品の種別とねじサイズの両軸から選べるおすすめのネジ締め機3選を紹介。各社が得意とする分野に応じて、自社に適した1台を見つけてください。
ある自動車業界では、座席製造における組み立て工程でネジ締めを13回も行う必要がありました。度重なるネジ締めは人員に負担をかけていたほか、ヒューマンエラーによる欠品も相次いでいたことからネジ締め機の導入を決定したと言います。
ライン工程に合わせた特注ネジ締め機を導入したところ、作業が効率化されてラインの作業者を1人削減することに成功。ヒューマンエラーによるネジの欠品や不良流出もなくなり、課題解決を実現しています。
※参照元:ケーエスジー「製作実績」 (https://kojo-automation-navi.com/cases/229)
ケーエスジーは、自動車部品メーカーをはじめとする様々な工場現場の自動化や省電力化設備において多数の納入実績を持っている企業です。現場のニーズに根差した高品質な設計・制作力を強みとしており、生産性を最大化するための装置を設計・提案しています。
要素検討やワークテスト、図面の最適化など、ラインや工程全体を踏まえた提案が可能。導入前のヒアリングから装置のレイアウトまで懇切丁寧にサポートしてくれる会社です。
ケーエスジーの本拠地は愛知県ですが、中部地方のみならず全国の地域に対応しています。納入から保守メンテナンスまで一貫対応できる体制を整えており、遠隔地の顧客に対してはリモートでの保守サポートも可能。装置の保全担当者がいない現場には、迅速に現場へ駆けつけて早期復旧を図ります。
想定されるトラブルには自力で対応できるよう、保守やメンテナンスのポイントを運用前に伝えているとのこと。装置を使ったシミュレーションで分かりやすく解説してくれます。
生産ラインに組み込めるネジ締め機にも、ハンディタイプ、電動ドライバータイプ、アームのついたネジ締めロボットなどさまざまな種類があります。導入を検討する際のポイントは、各社が得意とする領域が自社のニーズに合っているかどうかを見極めることです。
以下のページでは、主要なネジ締め機メーカーを一覧で紹介しています。ねじサイズ、対象ワーク、トルク値などを比較し、自社製品の品質向上につながるネジ締め機メーカーを見つけてください。
| 会社名 | 株式会社ケーエスジー |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県一宮市浅野字下垂15 |
| 電話番号 | 0586-82-7472 |
| 公式URL | https://ksg-corp.co.jp/ |
ネジ締め機を選ぶときには、“どのサイズのねじを締めるか”が重要な判断基準です。
そこで、当メディアではねじ締結を行いたい対象製品(※以下、「ワーク」と表記)とねじサイズの2軸から、ワークに応じて適切なねじ締めができる3機種を厳選しました。ネジ締め機の特徴を比較し、自社の製造現場に合った1台を見つけてください。
スマートフォンや
車載電装品などに使われる
小ねじを締めたい

精密機器や狭小部品のねじ締めを想定した軽量・小型の構造により、細かい部品の組み立てや狭小空間での作業にも対応。
ねじ1本ごとにスリーブやビット(※2)を設計し、トルク値を精密にコントロール。微細な部品でも不良や製品破損を低減。
家電製品や
PCパーツなどに使われる
定番サイズのねじを締めたい

定番サイズのねじ締めに最適化されたビットやトルク制御で、ノートPCや樹脂製筐体でも破損リスクを抑えられる。
最大6,000rpmの高速ビットと自動ねじ供給システムにより、家電・PCパーツの量産ラインでの作業スピードが向上。
建機や
車体などに使われる
大型・高トルクねじを締めたい

最大100N・mの高トルクのため、自動車のサブフレームや建機の構造材など汎用モデルでは難しい大型ねじの締結が可能。
高負荷領域でもトルク制御・ねじ締めデータの記録精度を維持でき、構造部品に求められる品質基準もクリアできる。
※1 ねじサイズについて「M0.4」と表記していますが、正式なJIS規格(JIS B0201)では「S0.4×0.1」が正確な呼び方です。本メディアでは一般的な呼称に基づき説明しています。
※2 ビットとは、ねじを締めるための先端工具のこと。スリーブは、ねじをエア吸着でピックアップするときに必要な部品のこと。
※このメディアでは、公式HPに記載されている数値や製品特性をもとに「想定ねじサイズ」と「対応トルク参考値」を定義・整理しています。実際の対応範囲の詳細については、各社のスペック表をご確認ください。