適したワークと
ねじサイズから探す
日東精工は、ネジ製品からネジ締め機、検査装置まで、ねじに関するトータルソリューションの提供に強みをもっています。ここでは、同社のネジ締め機の特徴やスペックなど、製品選びに役立つ情報をまとめています。

| 対応ねじサイズ | ネジ径:2.0~5.0㎜ |
|---|---|
| トルク範囲(最小~最大) | 使用するドライバユニットによって異なります。 |
| 適用ビット | プラスビット、マイナスビット(オプションで+-以外にも対応) |
| 回転スピード(rpm) | 要問合せ |
| 締付方式(制御方式) | 要問合せ |
| 外部制御I/Oポート | 要問合せ |
| 電源電圧 | AC95-120V/AC190-230V ±10% 単相(max.AC250V) |
| 着座検知 | 要問合せ |
| 対応コントローラ | 要問合せ |
| トレーサビリティ対応 | - |
| 本体サイズ | 要問合せ |
| 本体重量 | 要問合せ |
参照元:日東精工公式HP(PDF)(https://www.nittoseiko.co.jp/dcms_media/other/S-FM503_801.pdf)
エア圧送方式のねじ供給により、連続して作業ができるハンディタイプのネジ締め機です。独自の水平シュートレールを採用し、供給時のねじ詰まりを抑制します。また、ねじのサイズや種類に応じて、ねじ送りの調節を行うことも可能です。安定したねじ供給を実現し、1分間に最大30本のねじを連続して締結できます。

| 対応ねじサイズ | 呼び径:2~5㎜ |
|---|---|
| トルク範囲(最小~最大) | 0.3~3.8N・m |
| 適用ビット | 要問合せ |
| 回転スピード(rpm) | 要問合せ |
| 締付方式(制御方式) | 要問合せ |
| 外部制御I/Oポート | 要問合せ |
| 電源電圧 | 単相 AC200V~230V 50/60Hz |
| 着座検知 | 要問合せ |
| 対応コントローラ | RC75-T1 |
| トレーサビリティ対応 | 要問合せ |
| 本体サイズ | 要問合せ |
| 本体重量 | 約7.0kg |
参照元:イプロスものづくり(https://pr.mono.ipros.com/nittoseiko/product/detail/2000177265/)
製造ラインやロボットに組み込んで、ねじ締めを自動化する単軸のネジ締めユニットです。小型・軽量化により、簡単に取り付けができる仕様となっています。推力制御機能を搭載し、トルクと下降速度を個別に設定することが可能です。これにより、ねじの種類やワークの状態に合わせて、手締めに近い感覚でネジ締めすることができます。

| 対応ねじサイズ | 呼び径:2~5mm(M5トラスは除く) |
|---|---|
| トルク範囲(最小~最大) | 0.3~3.0N・m |
| 適用ビット | 要問合せ |
| 回転スピード(rpm) | 要問合せ |
| 締付方式(制御方式) | 要問合せ |
| 外部制御I/Oポート | 要問合せ |
| 電源電圧 | 要問合せ |
| 着座検知 | 要問合せ |
| 対応コントローラ | RC7000 |
| トレーサビリティ対応 | - |
| 本体サイズ | 要問合せ |
| 本体重量 | 約37kg |
ネジ締めロボットSR580Yθ-Zは、ドライバー部の昇降速度や推力を細かく設定できるネジ締め機です。昇降時、ねじ込み時、本締め時でそれぞれ異なる設定が行えるため、ねじ締めの品質と効率の両立を実現しています。立ち上がりがあるワークにも、2段モーション機能によって干渉を防ぐ機能が施されており、破損リスクの低減につなげられます。
日東精工のネジ締め機は、ハンディタイプ、ユニットタイプ、ロボットタイプまで、幅広いラインナップが特徴です。用途や作業環境に応じて、適切なモデルを選ぶことができます。
また、日東精工独自の推力調整機能も見逃せないポイントです。ねじの種類やワークに合わせて、手締めのような感覚でコントロールできるので、特に繊細な締結が求められる現場には、有用な機能とされています。
このように、ネジ締め機は、メーカーごとに得意分野や特徴が異なります。そのため、各社の強みを理解したうえで、自社の製品やねじの条件に合った機種を選ぶことが大切です。
そこで当メディアでは、製品の種別とねじサイズの両軸から選べるおすすめのネジ締め機3選を紹介。各社が得意とする分野に応じて、自社に適した1台を見つけてください。
導入事例は見つかりませんでした。
日東精工は、1965年に自動ネジ締め機を製造開始して以来、自動車関連、電機・電子機器、住宅設備など幅広い業界にネジ締め機を供給しています。豊富な製品ラインナップにより、様々な業界ニーズに応じる対応力の高さが特徴です。
また、部品の搬送や検査など組立に必要な技術も有しており、ねじ締めの自動化だけでなく、組立ライン全体の構築まで一気通貫で対応できる点も強みとしています。
日東精工は、ネジ製造、ネジ締め機、計測・検査装置を主要な事業に掲げています。ネジ製造に関しては、年間260億本以上と高い生産力を保有しています。さらに、9万種類以上のネジを取り扱った経験もあり、ネジに関する豊富な知見とノウハウが強みです。(2025年5月現在)
また、ネジ締め機を構成する装置をすべて自社で製造しており、装置をバラバラに揃える必要がありません。自社のニーズに応じた提案が期待できるでしょう。
参照元:日東精工公式HP(https://www.nittoseiko.co.jp/reason/screw.html)
生産ラインに組み込めるネジ締め機にも、ハンディタイプ、電動ドライバータイプ、アームのついたネジ締めロボットなどさまざまな種類があります。導入を検討する際のポイントは、各社が得意とする領域が自社のニーズに合っているかどうかを見極めることです。
以下のページでは、主要なネジ締め機メーカーを一覧で紹介しています。ねじサイズ、対象ワーク、トルク値などを比較し、自社製品の品質向上につながるネジ締め機メーカーを見つけてください。
| 会社名 | 日東精工株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府綾部市井倉町梅ヶ畑20 |
| 電話番号 | 0773-42-3111 |
| 公式URL | https://www.nittoseiko.co.jp/ |
ネジ締め機を選ぶときには、“どのサイズのねじを締めるか”が重要な判断基準です。
そこで、当メディアではねじ締結を行いたい対象製品(※以下、「ワーク」と表記)とねじサイズの2軸から、ワークに応じて適切なねじ締めができる3機種を厳選しました。ネジ締め機の特徴を比較し、自社の製造現場に合った1台を見つけてください。
スマートフォンや
車載電装品などに使われる
小ねじを締めたい

精密機器や狭小部品のねじ締めを想定した軽量・小型の構造により、細かい部品の組み立てや狭小空間での作業にも対応。
ねじ1本ごとにスリーブやビット(※2)を設計し、トルク値を精密にコントロール。微細な部品でも不良や製品破損を低減。
家電製品や
PCパーツなどに使われる
定番サイズのねじを締めたい

定番サイズのねじ締めに最適化されたビットやトルク制御で、ノートPCや樹脂製筐体でも破損リスクを抑えられる。
最大6,000rpmの高速ビットと自動ねじ供給システムにより、家電・PCパーツの量産ラインでの作業スピードが向上。
建機や
車体などに使われる
大型・高トルクねじを締めたい

最大100N・mの高トルクのため、自動車のサブフレームや建機の構造材など汎用モデルでは難しい大型ねじの締結が可能。
高負荷領域でもトルク制御・ねじ締めデータの記録精度を維持でき、構造部品に求められる品質基準もクリアできる。
※1 ねじサイズについて「M0.4」と表記していますが、正式なJIS規格(JIS B0201)では「S0.4×0.1」が正確な呼び方です。本メディアでは一般的な呼称に基づき説明しています。
※2 ビットとは、ねじを締めるための先端工具のこと。スリーブは、ねじをエア吸着でピックアップするときに必要な部品のこと。
※このメディアでは、公式HPに記載されている数値や製品特性をもとに「想定ねじサイズ」と「対応トルク参考値」を定義・整理しています。実際の対応範囲の詳細については、各社のスペック表をご確認ください。