キリウスジャパン

キリウスジャパンは、電動ドライバーの専門メーカーとして、製品ラインナップの多彩さが魅力となっています。ここでは、同社のネジ締め機の特徴やスペックなど、製品選びに役立つ情報をまとめています。

目次

キリウスジャパンの
ネジ締め機ラインナップ

KL-TCG/SKT-CG

KL-TCG/SKT-CGキャプチャ
画像引用元:キリウスジャパン公式HP(https://www.kilews.jp/products/kl-tcg/)

KL-TCG/SKT-CGの
性能・スペック

対応ねじサイズ要問合せ
トルク範囲(最小~最大)0.1~25N・m
適用ビット要問合せ
回転スピード(rpm)~2,000
締付方式(制御方式)要問合せ
外部制御I/Oポート要問合せ
電源電圧要問合せ
着座検知要問合せ
対応コントローラKL-TCG/KL-TCG-L
トレーサビリティ対応
本体サイズ全長280~325㎜
本体重量680~1,790g

KL-TCG/SKT-CGの特徴

トルクマネジメント電動ドライバー「KL-TCG/SKT-CG」は、トルクセンサーを内蔵したサーボドライバーと高性能なコントローラの組み合わせにより、精密なトルク制御とデータ管理を実現するネジ締め機です。付属のソフトウェアを使用して、締め付け条件の詳細な設定や複数台のドライバーの一元管理が可能となっています。製造現場での品質管理やトレーサビリティの向上にも活用ができます。

RBK シリーズ

RBK シリーズキャプチャ
画像引用元:キリウスジャパン公式HP(https://www.kilews.jp/products/rbk/)

RBK シリーズの性能・スペック

対応ねじサイズ小ねじ:4~14㎜、タッピングねじ:4~12㎜
トルク範囲(最小~最大)2~50N・m
適用ビット要問合せ
回転スピード(rpm)~1,200
締付方式(制御方式)要問合せ
外部制御I/Oポート要問合せ
電源電圧要問合せ
着座検知要問合せ
対応コントローラSKP-40BN-800/SKP-BC40HL-800
トレーサビリティ対応-
本体サイズ298㎜~380㎜
本体重量1,250~2,200g

RBK シリーズの特徴

RBKシリーズは、最大50N・mの出力が可能な高トルク対応の電動ドライバーです。ブラシレスモータとクラッチ式トルク制御により、パワフルで素早い締結を実現しています。さらに、独自のクラッチ機構により、トルク精度のばらつきを抑え、品質を一定に保ちながら作業効率を高めます。カーボン排出のない、環境に配慮した設計もポイントです。

電動ドライバータイプの
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HFB-BE200シリーズ

HFB-BE200シリーズキャプチャ
画像引用元:キリウスジャパン公式HP(https://www.kilews.jp/products/hfb-be200/)

HFB-BE200シリーズの
性能・スペック

対応ねじサイズ小ねじ:1.0~3.0㎜、タッピングねじ:1.0~2.6㎜
トルク範囲(最小~最大)0.02~0.98N・m
適用ビット⌀4㎜羽根つき
回転スピード(rpm)Lo:700、Hi:1,000
締付方式(制御方式)要問合せ
外部制御I/Oポート要問合せ
電源電圧AC100~240V、DC24V/32V Max.3.0A
着座検知要問合せ
対応コントローラSKP-BE32HL
トレーサビリティ対応-
本体サイズ全長222㎜
本体重量315g

HFB-BE200シリーズの特徴

カウンターが内蔵された電動ドライバーです。カウントダウン方式で締結本数をカウントし、設定した本数に達するとブザー音で通知する機能が搭載されています。また、ねじ締め合否判定機能やNG時のドライバー動作停止機能など、締結不良を未然に防止する機能も搭載しており、信頼性の高いねじ締めをサポートする機能が充実しています。

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キリウスジャパンの
ネジ締め機の
特徴まとめ

キリウスジャパンのネジ締め機の特徴は、機能の多彩さです。トルク管理できるタイプ、高トルクに対応したタイプ、本数のカウントが行えるタイプなど、製品ごとに大きく特徴が異なります。この他にも多彩な製品がラインナップされているため、自社の用途やニーズに合わせて製品を選ぶことができるでしょう。

このように、ネジ締め機は、メーカーごとに得意分野や特徴が異なります。そのため、各社の強みを理解したうえで、自社の製品やねじの条件に合った機種を選ぶことが大切です。

そこで当メディアでは、製品の種別とねじサイズの両軸から選べるおすすめのネジ締め機3選を紹介。各社が得意とする分野に応じて、自社に適した1台を見つけてください。

【製品×ねじサイズ】
ネジ締め機おすすめ
3選をチェック!

キリウスジャパンの
ネジ締め機導入事例

導入事例は見つかりませんでした。

キリウスジャパンの特徴

高トルクから精密作業まで、幅広い現場ニーズにくまなく対応

キリウスジャパンは、世界約20カ国で事業を展開する台湾企業「キリウス」傘下の会社です。電動ドライバーを専門的に扱っており、その種類の豊富さが大きな特徴となっています。

一般的な機能を有した機種はもちろん、高トルク対応、極小ねじ対応、トレーサビリティ対応など、用途や目的に応じて選びやすい品揃えとなっています。そのため、ハイパワーが必要な自動車部品から、繊細な締め付けが要求される精密機器まで、幅広いニーズに対応できるのが強みです。

製造から対応まで一貫体制、
柔軟なカスタマイズも可能

台湾と上海にそれぞれ自社工場を構え、自社一貫体制で電動ドライバーの設計から製造までを手がけている点もキリウスジャパンの大きな特徴です。この強みを活かして、回転数の変更など柔軟なカスタマイズにも応じています。

また、キリウスジャパンでは、デモ機の貸し出しサービスも実施しています。1台から対応しており、最長2週間まで貸し出しが可能です。自社の現場で製品を試してから購入できるのもキリウスジャパンの魅力と言えるでしょう。

ネジ締め機は、各社の
得意分野から選びましょう

生産ラインに組み込めるネジ締め機にも、ハンディタイプ、電動ドライバータイプ、アームのついたネジ締めロボットなどさまざまな種類があります。導入を検討する際のポイントは、各社が得意とする領域が自社のニーズに合っているかどうかを見極めることです。

以下のページでは、主要なネジ締め機メーカーを一覧で紹介しています。ねじサイズ、対象ワーク、トルク値などを比較し、自社製品の品質向上につながるネジ締め機メーカーを見つけてください。

その他のネジ締め機
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キリウスジャパンの企業情報

会社名キリウスジャパン株式会社
所在地東京都足立区日ノ出町5-5
電話番号03-5244-6421
公式URLhttps://www.kilews.jp/
ワークとねじサイズから見つかる!
おすすめのネジ締め機3選

ネジ締め機を選ぶときには、“どのサイズのねじを締めるか”が重要な判断基準です。
そこで、当メディアではねじ締結を行いたい対象製品(※以下、「ワーク」と表記)とねじサイズの2軸から、ワークに応じて適切なねじ締めができる3機種を厳選しました。ネジ締め機の特徴を比較し、自社の製造現場に合った1台を見つけてください。

スマートフォンや
車載電装品などに使われる
小ねじを締めたい

想定ねじサイズ:M0.4~M3(※1)
ABLシリーズ
日本テクナート
ABLシリーズ
画像引用元:日本テクナート公式HP(https://www.technart.com/)
対応トルク参考値
0.002~13.2N・m
こんな製品におすすめ
スマートフォン/車載電装品/医療機器/半導体部品
ココがポイント!

精密機器や狭小部品のねじ締めを想定した軽量・小型の構造により、細かい部品の組み立てや狭小空間での作業にも対応。

ねじ1本ごとにスリーブやビット(※2)を設計し、トルク値を精密にコントロール。微細な部品でも不良や製品破損を低減。

家電製品や
PCパーツなどに使われる
定番サイズのねじを締めたい

想定ねじサイズ:M4~M5
HMシリーズ
デンソーウェーブ
HMシリーズ
画像引用元:デンソーウェーブ公式HP(https://www.denso-wave.com/ja/robot/product/screwtightening/STR.html)
対応トルク参考値
1.0~4.0N・m
こんな製品におすすめ
家電/PCパーツ/自動車組み立て部品/事務機器
ココがポイント!

定番サイズのねじ締めに最適化されたビットやトルク制御で、ノートPCや樹脂製筐体でも破損リスクを抑えられる。

最大6,000rpmの高速ビットと自動ねじ供給システムにより、家電・PCパーツの量産ラインでの作業スピードが向上。

建機や
車体などに使われる
大型・高トルクねじを締めたい

想定ねじサイズ:M6~M12
THL900-EN01
エスティック
THL900-EN01
画像引用元:エスティック公式HP(https://www.estic.co.jp/products/)
対応トルク参考値
1.0~100.0N・m
こんな製品におすすめ
工作機械/産業機械/自動車のエンジン部品/航空機の機体構造部材
ココがポイント!

最大100N・mの高トルクのため、自動車のサブフレームや建機の構造材など汎用モデルでは難しい大型ねじの締結が可能。

高負荷領域でもトルク制御・ねじ締めデータの記録精度を維持でき、構造部品に求められる品質基準もクリアできる。

※1 ねじサイズについて「M0.4」と表記していますが、正式なJIS規格(JIS B0201)では「S0.4×0.1」が正確な呼び方です。本メディアでは一般的な呼称に基づき説明しています。
※2 ビットとは、ねじを締めるための先端工具のこと。スリーブは、ねじをエア吸着でピックアップするときに必要な部品のこと。
※このメディアでは、公式HPに記載されている数値や製品特性をもとに「想定ねじサイズ」と「対応トルク参考値」を定義・整理しています。実際の対応範囲の詳細については、各社のスペック表をご確認ください。

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ネジ締め機3選